1 アンプ製作のきっかけ
たまたま中古のルンダール・LL2777Bと言うOPTを入手した。
そもそもルンダールにこんな小型のOPTがあることなど知らなかった。
何でも エレキットTU8200/TU8200R 真空管アンプ用 載せ替えセットだそうである。
アムトランスのサイトでルンダールを見たら確かにこのトランスが掲載されていた。
アムトランスのサイトでルンダールを見たら確かにこのトランスが掲載されていた。
しかし価格を見たら高!!・・・絶対に新品は買わない?・・・いや買えない!
入手後に手もちのアンプにルンダールOPTを仮り接続して聞いてみた。
結果はもともとアンプに使っていた小型のOPとは異なる良音であった。
このアンプに使用していたOPTとは大きさも構造も異なるので音が変わるのは
当たり前かもしれないが、小型とはいえ良い音がするのはさすがルンダールである。
当たり前かもしれないが、小型とはいえ良い音がするのはさすがルンダールである。
こうしてこのルンダールのOPTを使用したアンプを作らねばとなった。
2 アンプ製作
(1) アンプ製作の構想
以前にも書いたが当方は
出力管フィリップスAD1にルンダールOPTを使用した
アンプが常用アンプであって、もう他に替えるつもりはない。
アンプが常用アンプであって、もう他に替えるつもりはない。
これ以外にMT管を用いた小型のアンプが2台あるがこれらはお遊び用であって、
これ以上アンプを増やさない事にしている(一応)。
これ以上アンプを増やさない事にしている(一応)。
そこで2台ある小型アンプのどれかのOPTをルンダールOPTに交換できれ
ば簡単であるが残念ながらどちらも不可能であった。
ば簡単であるが残念ながらどちらも不可能であった。
そんなことから既存のアンプのどれかを解体してルンダールOPT使用の
アンプに改造するしかなくなった。
シャーシの大きさなどを考慮すると解体に該当するアンプはごく最近完成した
ばかりのA2134シングルアンプ だけであった。
ばかりのA2134シングルアンプ だけであった。
こうしてA2134シングルアンプは解体しルンダールOPTと一度使って
見たかったムラードEL84シングルアンプにすることにした。
見たかったムラードEL84シングルアンプにすることにした。
ついでに出力管はEL84以外にもEL34や6V6なども使えるようにソケットは
GT管用のオクタルソケットにしておくことにする。
GT管用のオクタルソケットにしておくことにする。
アンプは12AX7パラーEL84(三結orUL)という簡単な2段構成である。
(2)主要部品とシャーシ
OPT:ルンダールLL2777B
PT: ゼネラルトランス・ PMC-100M
CH: ラックス 4605
整流素子:SiC ショットキーバリアダイオード。
整流素子:SiC ショットキーバリアダイオード。
シャーシ
A2134アンプを解体したままではルンダールOPTが収まらない。
シャーシは新たに穴開けする必要がある。
そのために元のシャーシ上に厚さ1mmのアルミ板を重ねて穴開けをした。
前のアンプの穴がそのまま残っているのでシャーシ裏側は悲惨な状態である。
(3)アンプ完成
(4)ハムノイズ退治
完成後の試聴でごくわずかにハムノイズが出ている事がわかった。
調べたところ初段からハムが発生していた。
そこで初段のヒーターにバイアス電圧をかけてみたり直流点火にしてみたりしたが一向
にハムは取れない。
そこで初段のヒーターにバイアス電圧をかけてみたり直流点火にしてみたりしたが一向
にハムは取れない。
そこで、下記の様な方法を試した。これでハムが取れなければ万事休すである。
〈アースの取り方〉の変更
当方が作ったアンプのアース点は電源部と入力端子部の2点アースで、ほとんどの
アンプはこれでハムの発生がなかった。
アンプはこれでハムの発生がなかった。
ところが今回は2点アース方式が通用しなかった。
そこで、最後の手段としてアースの取り方を下記の様に変更した。
回路上にはアースに落とすところがたくさんある。
そのアースに落とす所を決してまとめたりせずに一本ごとにアース線を
引き出して入力端子近くのアース点に落とすのである。
引き出して入力端子近くのアース点に落とすのである。
ご覧のように入力近くのアース端子には10本以上のアース線が集まる。
10本以上のアース線をひとまとめにハンダ付けするのは大変なので
写真のようにアース端子を2個重ね2分割してそれぞれにアース線を数本ごと
ハンダ付けした。
ハンダ付けした。
アース端子を3~4個重ねアース線を分割したほうが処理はもっと楽になろう。
ともかく、このお陰でハムノイズは消えた。
アンプの残留ノイズは0.1mVになりスピーカーに耳を付けても
ノイズは皆無である(もちろん無帰還アンプである)。
ノイズは皆無である(もちろん無帰還アンプである)。
このアースの配線方法は何十台もアンプを作り自分のブログに発表されていた方
の記事で知った。この方はこの方法で一度もハムが出たことは無かったそうで
ある。
の記事で知った。この方はこの方法で一度もハムが出たことは無かったそうで
ある。
(5)逆起電力防止回路の実験
YOU TUBE でこの回路の効果を見て実験してみた。
記事では左右のOPTのB端子にそれぞれ450V・220μFの電解コンデンサーと
ダイオードが接続されている。
ダイオードが接続されている。
ところが当方のアンプは左右アンプのOPTのB端子が共通である。
そこで今回使用した部品は450V・390μFの電解コンデンサーとダイオードの
各1個で実験してみた。
各1個で実験してみた。
結果は全体にすっきりとした音になる。特に少し膨らみ気味であいまいな低音が
スリムになり低音の音階が明瞭になった。
スリムになり低音の音階が明瞭になった。
ただ当方のような90年前の8インチ程度のフルレンジではもともと低音があまり出ていない。
逆起電力防止回路の使用はさらに低音の量感が減少し少し寂しくなる。
いずれサブウーファー追加でも考えようかと思っている。
逆起電力防止回路の使用はさらに低音の量感が減少し少し寂しくなる。
いずれサブウーファー追加でも考えようかと思っている。
この回路は大型の装置の方が効果はより大きいのではなかろうか。
また、コンデンサーの容量を変えたらどのような変化があるかなどもう少し 突き詰めていく必要があろう。
さて肝心なこのアンプの音であるが、ルンダールOPTにムラードEL84使用である。
悪いわけが無い!・・・とだけにしておこう。
悪いわけが無い!・・・とだけにしておこう。
おわり



























![IMG_1220[1]](https://livedoor.blogimg.jp/ernest8021/imgs/6/5/6541bcb6-s.jpg)







































