前回の実験(当ブログ 92)でチョークインプットで用いるチョークコイルの
インダクタンスが5H位の小さい方が良い結果が得られることがわかった。
この結果から以前に作ったセレンを用いた励磁電源のチョークコイルを10Hの物から
5Hのチョークに換装した。結果は実験の通りで大変満足できるものになった。
5Hのチョークに換装した。結果は実験の通りで大変満足できるものになった。
以前に作ったセレンを用いた励磁電源は平滑回路が2段であったが平滑回路1段でも
全く問題がない事がわかっている。。
全く問題がない事がわかっている。。
平滑回路が1段で済めば更に小型の励磁電源が作れる事になるので改めて
平滑回路1段の励磁電源を作ることにした。
平滑回路1段の励磁電源を作ることにした。
1 主な使用部品類
・電源トランス・・・160V・200mA
(西崎電機に特注・6000円位・納期5日)
・小型電源トランス・4~8V・0.5A(デジタル式電圧電流計の電源用)
・パネル取付用小型スライダック 100V・0.5A (ヤフオクで)
・チョークコイル・・タムラ MC-5H(5H・200mA)
チョークインプット用(ヤフオク)
チョークインプット用(ヤフオク)
・コンデンサー・・シズキ 55μF・250VAC (ヤフオク)
・セレン整流器…シーメンス・250V・250mA (eBay)
・デジタル式電圧・電流計・・・200V・10A(4ケタ表示)(eBay)
・ケース・・・LEAD・LK-3
2 完成
(1)外観
左:以前に製作した平滑回路2段の励磁電源
右:今回製作した平滑回路1段の励磁電源
今回製作した励磁電源はケースの大きさがあまり小さくなったとはいえないが
重さは以前の電源が11kgであったのに対し今回の電源は7kgであった。
重さは以前の電源が11kgであったのに対し今回の電源は7kgであった。
励磁電源はそう頻繁に移動させることはないが小さく軽くなったことで
取り回しが楽である。
取り回しが楽である。
4 最後に
励磁電源では水銀整流管83を用いた回路がベストと思っていたが、
セレン整流器を用いた回路でもチョークコイルのインダクタンスを小さくすれば
十分実用になる。
セレン整流器を用いた回路でもチョークコイルのインダクタンスを小さくすれば
十分実用になる。
そして何よりもセレン整流器を用いると水銀整流管83を用いた時に比べ
回路も製作も遥かに簡単である。
回路も製作も遥かに簡単である。
また音が出てくるまでの時間が83の時は約2分ほどかかったがセレンであれば
メインアンプの真空管が動作するまでの短い時間で済む。
メインアンプの真空管が動作するまでの短い時間で済む。
水銀整流管83とセレン整流器とでの音の違いはある。どちらが優位とはいえず
好みの問題になろう。当方はセレン整流器を用いた励磁電源でも十分楽しめる。
好みの問題になろう。当方はセレン整流器を用いた励磁電源でも十分楽しめる。
これまで製作してきた励磁電源はできるだけ多くのフィールド・スピーカーに対応
できるように出力電圧を可変式にしたが、現在当方はテレフンケンの
センターダンパーのユニットしか使用しない。
従って使用電圧はほぼ70V位に固定したままである。
できるように出力電圧を可変式にしたが、現在当方はテレフンケンの
センターダンパーのユニットしか使用しない。
従って使用電圧はほぼ70V位に固定したままである。
もし励磁電源の出力電圧を可変式でなく固定式にすれば励磁電源はもっと簡単になる。
そこで次回は出力電圧固定式の励磁電源を作ってみたい。
了
了
前回の実験(当ブログ 92)でチョークインプットで用いるチョークコイルの
インダクタンスが5H位の小さい方が良い結果が得られることがわかった。
この結果から以前に作ったセレンを用いた励磁電源のチョークコイルを10Hの物から
5Hのチョークに換装した。結果は実験の通りで大変満足できるものになった。
5Hのチョークに換装した。結果は実験の通りで大変満足できるものになった。
以前に作ったセレンを用いた励磁電源は平滑回路が2段であったが平滑回路1段でも
全く問題がない事がわかっている。。
全く問題がない事がわかっている。。
平滑回路が1段で済めば更に小型の励磁電源が作れる事になるので改めて平滑回路1段の
励磁電源を作ることにした。
励磁電源を作ることにした。
1 主な使用部品類
・電源トランス・・・160V・200mA
(西崎電機に特注・6000円位・納期5日)
・小型電源トランス・4~8V・0.5A(デジタル式電圧電流計の電源用)
・パネル取付用小型スライダック 100V・0.5A (ヤフオクで)
・チョークコイル・・タムラ MC-5H(5H・200mA)
チョークインプット用(ヤフオク)
チョークインプット用(ヤフオク)
・コンデンサー・・シズキ 55μF・250VAC (ヤフオク)
・セレン整流器…シーメンス・250V・250mA (eBay)
・デジタル式電圧・電流計・・・200V・10A(4ケタ表示)(eBay)
・ケース・・・LEAD・LK-3
2 完成
(1)外観
奥 :以前に製作した平滑回路2段の励磁電源
手前:今回製作した平滑回路1段の励磁電源
今回製作した励磁電源はケースの大きさがさほど小さくなったとはいえないが
重さは以前の電源が11kgであったのに対し今回の電源は7kgであった。
重さは以前の電源が11kgであったのに対し今回の電源は7kgであった。
励磁電源はそう頻繁に移動させることはないが小さく軽くなったことは取り回しが
楽である。
楽である。
3 最後に
励磁電源では水銀整流管83を用いた回路がベストと思っていたが、セレン整流器を
用いた回路でもチョークコイルのインダクタンスを小さくすれば十分実用になる。
用いた回路でもチョークコイルのインダクタンスを小さくすれば十分実用になる。
そして何よりもセレン整流器を用いると水銀整流管83を用い時に比べ回路も製作も
遥かに簡単である。
遥かに簡単である。
また音が出てくるまでの時間が83であると約2分ほどかかったがセレンであれば
メインアンプの真空管が動作するまでの短い時間で済む。
メインアンプの真空管が動作するまでの短い時間で済む。
水銀整流管83とセレン整流器とでの音の違いは多少あるがどちらが優位とはいえず
好みの問題になろう。当方はセレン整流器を用いた励磁電源で十分楽しめる。
好みの問題になろう。当方はセレン整流器を用いた励磁電源で十分楽しめる。
これまで製作してきた励磁電源はできるだけ多くのフィールド・スピーカーに対応
できるように出力電圧を可変式にしたが、現在当方はテレフンケンのセンターダンパーの
ユニットしか使用しない。
従って使用電圧はほぼ70V位に固定したままである。
もし励磁電源の出力電圧を可変式でなく固定式にすれば励磁電源はもっと簡単になる。
そこで次回は出力電圧固定式の励磁電源を作ってみたい。
了
了